2026/05/22 15:21
みなさま、おひさしぶりです!
漫画「ONE PIECE」の作者である尾田栄一郎さんの表現された魔術について、どういった伏線があるのか、Heartsなりに思うところがあったので、まとめてみました!
ところで、みなさま、ONE PIECEは、Heartsが小学5年生の時から、TVで放送され、漫画連載も当時、とても流行していました。しかし、Hearts自身が、仕事で忙しくなっていくと、空島あたりから、漫画も読まなくなってしまいました。天竜人が出たあたりから、興味を示さなくなっていたのですが、2024年の年末をきっかけに読んだ91巻~104巻で、ワノ国の鎖国や武士をテーマに、龍やタロットカードが出てきたり、何か、たまたま手にした作品に伏線があったので、みなさまに伝えたい魔術がありました。
1番不思議なのは、作者「尾田栄一郎」さんは、魔術をたびたび、漫画や映画、歌詞など作品の中で、表現としてつかっています。

バシル・ホーキンスという魔術師をご存じですか?ワノ国で、仲間を裏切って、カイドウに仕える事になる、魔術師なのですが…。このバシル・ホーキンスの戦術の中で、タロットカードの意味だけで、メッセージを表現している場面があります。
それが、こちらのシーンです。

「法皇」のカードの逆位置は、わかっちゃいるけど、約束やルールが守られない事を伝えています。
自分にとっての正しい事や自分の良心を裏切っているので、自分にも他者にも猜疑心があり、心を開けなかったり、相手に対して寛大さがもてなかったりします。
そのことから、無慈悲、了見が狭く、信用できない、あるいは、信用されていない、助け舟がこない、約束が破られる、孤独になったり、孤立しやすい。ここでは、バジル・ホーキンスには、「追撃のカード」と漫画のセリフで出ていますが、相手を拒む、融通が利かない、無慈悲で排他的、異端は許さない、最初っから約束を守ろうとは思っていなかった、ということが「法皇」のカードの逆位置から、よみます。
尾田栄一郎さんの着想でタロットカードをつかっているのなら、占いができるのかな?
解釈がすごい、占い師やん。最後にソードの9で着地するところが、「自我の適応状態」がわかった。バジル・ホーキンスが最後に自分(真我、自我の適応状態)をしった、と自分の戦い方(生き方)を嘆いているわけですから、これは、着地もすばらしいです。

つまり、ここでの「バジル・ホーキンス」の「法皇」の逆位置で、伝えたかった意味は、おそらく…タロット占いと漫画のシーンを重ねてみたところ、異端を許さない、という表現で伝えたかったのだと思われます。ルフィーたちが、鎖国をしているワノ国に入国してきた海賊、異端だからです。排除する、という意味で「法皇」の逆位置のカードを使用したのだと思います。
相手が認めるまで、相手を責めるという「法皇」の逆位置のカードの解釈でとるなら、ルフィーたちを「追撃する」という、「追撃のカード」という尾田栄一郎氏の表現も、すげえ、、、と感激しております。
今度から、占いで「追撃のカード」と使わせていただきます。笑
さて、ウェイト=スミス・タロットは、魔術系タロットといわれていますが、生命の木の魔術体系をつかった、魂の成長を繋ぐパスをみてみましょう。

すると、「法皇」のカードのパスには、ヘブライ語の「ヴァウ(釘くぎ)」という意味に対応しています。
バジル・ホーキンスの戦い方は、尾田栄一郎氏が伏線として、魂の成長を繋ぐパスにある生命の木の図の意味を対応したことが意図的であるのならば、、
伏線として意図的にタロットカードを起用したのなら、、めちゃくちゃすごい!ことです!!最後の漫画のコマの1シーンで、完結されています。これは、、すごっすぎでしょ!何がすごいかって!!タロットカードの魔術体系を理解しているからです。尾田栄一郎氏が伏線として、「法皇」カードをおき、最後のバジル・ホーキンスが戦いに敗れて、いうセリフが、この魔術体系の魂の成長を繋ぐパスのもつテーマを意味していたからです。

「法皇」のカードが出た時、ヘブライ語での釘(くぎ)という象徴で、教訓を伝えているわけなのですが、、
教皇は、自己中心性から離れて、高次の目的、高尚なことでなければ、外的要因によってすぐに揺らぐことを示唆しています。信念が固定されていないバジル・ホーキンスの戦い方を伝えているのです。利益のために、損得勘定で、自己中心的な戦い方では続かないわけです。外的要因によって、利益にならなかったら、すぐ他のものに変わるので、人にやれと言われても自分の高い意識から生まれてきたものではないので、すぐに飽きて外的要因によってすぐにころころと変わる、という、ことがタロットカードと魔術体系である教訓が対応しています。
ここで、バジル・ホーキンスが、ルフィーに、「カイドウの手下になった自分が、今更、キッドに尻尾をふれるわけがない…」とセリフに出てきますが、

「信念が高尚な目的からきていないため、外的要因によって揺らいだ」
つまり、カイドウという快物を前に(外的要因によって)、自分の生き方がころころ変わった、というタロットカード「法皇」の逆位置が示唆するテーマを伝えているわけです。
魂の成長に繋がる、「信念(生き方)」が高尚な目的ではなく、自己中心性から離れられなかったことを、尾田栄一郎氏が伏線として描き、伝えたかったのだと思います。
そうであるなら、尾田栄一郎先生、魔術系タロットで占いができるのかもしれません。これは、勉強していないと、魔術体系が伏線として「あるテーマ」をもっていると、占い師でないと、気づかないからです。あるいは、魔術体系をしっているか…。
どなたの監修なのでしょうか。とても気になりますね。
また、「愚か者」逆位置で、「仲間割れのカード」という表現も、「目的をもたない」「何も考えていない」「体験から学ばず過ちを繰り返す」「奇想天外」「未熟すぎて失敗しやすい」「計画性がなく流浪のままにただようので、軽率すぎる」といったことを、示唆しているのだと思いました。
「精神性の成長がない」「仲間割れ」といった、表現やゾロの「思ったより厄介な奴だ…そりゃそうか…!」も、、面白い!

バジル・ホーキンスは、「リスクを受け入れる分、己の限界を超える力を与えてくれるカードもある」とセリフがり、「愚者」のカードの「愚かさ」という「リスク」に「可能性」をみているようなところがあるのかな、と感じがしました。
さらに、「己の限界を超える力を与えてくれるカードもある」とセリフが続き、
「無知(愚か)ゆえの冒険心」がリスクを超えて、自分の力になることもある、と言っているようでした。
これは、「愚者」のテーマでもあり、教訓でもあります。「道化のふりをしていても自分は枠にはまらない」「恐れを知らない大胆さ」「リスクがあろうとなかろうと直観にしたがう」といった、バジル・ホーキンスのカイドウへの主張や海賊のプライドのようにも感じました。
「道化のふりをしているが、とらわれてはいない」
また、この戦いの決着では、「塔」のカード。塔のカードは、「決定的打撃で浮上した人物や物事がある」、「唐突でも逆境の道のりに向かう」、という意味の塔のカードが出ていました。
最後には、

「DEATH(死神)」のカードの逆位置→「審判」のカードの逆位置、「ソード(剣)の10」のカードの正位置、と、尾田栄一郎氏のタロットカードの描き方で、「無音」で表現したところです。コマの中に音がなく、言語化出来ないことで表現しています。バジル・ホーキンスの孤独や、崇高な目的や仲間が限界を超える力を与えてくれることがある、といったセリフ。
そして、キッドへの罪悪感や思いなど…。今更、しっぽをふれるか、という後悔や孤独、分離を表現したシーンだったように思います。

恐れがうったえていたことが現実となってエネルギーの使い方が問題だったと気づく(自己中心性から離れられず、高尚な目的がない戦い方だったこと)が問題だったと気づき、結末を受け容れた→
過去にとらわれていて、新しい価値観が必要だったのにもかかわらず、自分を押し殺したことで、自分らしさが出せなくなった。
自分らしさ、ここでは、戦いの場面ですので、自分らしい戦いではなかった。信念がなく外側の要因(ここではおそらくカイドウによって支配されたこと)によって、自分の戦い方ではない、損得勘定や自分の利益となる事、自己中心性から離れられず、過去にとらわれた事で、揺らいだことで、「自分には何ができるか」という新しい価値観が生まれず、潜在的な呼びかけがかからなかった。自分の才能(固有のもの)、限界を超える潜在的な力が与えられなかったと悟り、魂のクライシスが起こった。
といった状態ではないか、と勝手に、Heartsが伏線をカードリーディングした。最終的に尾田栄一郎氏が描いたタロットカードは、ソードの9だった。
完全に孤独なカードで、傷つき、後悔している。この場合、バジル・ホーキンスに降りかかってくる悲しみをわかってくれる人はいない。自分の辛い気持ちをわかってくれないんだ、という感覚、をソードの9のカードは表現している。
他者が共感してくれることもあるけど、本人しかわからない苦悩がある。ここにあるのは、完全に他者から切り離された辛さがあり、その分離と戦っていたことがわかります。ほんとうは、崇高な目的をもった仲間や生き方(戦い方)がしたかったのかもしれません。これは、Heartsの解釈ですが…。カードとあわせて、リーディングしてみました。

最後に、尾田栄一郎氏がタロットカードや魔術体系や、占い(ト術)に興味があるのか、Redという映画でも、「北欧のルーン石」の占い、まじないが出ていました。

この円陣に描かれたルーン石は、北欧のルーンです。ワンピースには、他にも伏線があり、ルーン石で「仲間」という意味を腕に印として描かれたシーンがあります。これも、尾田栄一郎氏のわりと最初の段階で漫画に描かれていました。

鎖国をしているワノ国で、「排他」をテーマに、タロットカードにものをいわせるとは…。そして、魔術体系のタロットカードで、テーマにある、「真我(自我状態)」に着地させるなんて、占い手としては、やりおったぞー!尾田先生がやりおったー!、のシーンです。
これは、尾田栄一郎氏の作品の魅力ですね。しかし、最初から尾田先生は、ルーン石をつかった、まじない魔術をつかっていますよね。仲間「X」ギューフのマークを腕にかくところとか、、ね!
ルーン石ギューフXでは、「仲間」「友愛」が「ギフト(贈り物)」であり、それは「才能」であると…。
つまり、一貫して、尾田先生の海賊仲間テーマは、「限界を超える力を与えてくれるのは、仲間や友愛、ときとして思わぬギフト(贈り物)、才能開花」なわけです。
魔術体系をつかったタロットカードをつかったり、古代のまじないである、「ルーン石」をつかうわけですから、おもしろい!
2025年4月27日

